積極的に取りたい食品

髪の成分の大部分をしめるタンパク質
タンパク質を多く取り入れるためには、そのものずばり、タンパク質を多く含む食品をとる事です。
分かりやすい食品は、肉類ですね。
日本人は農耕民族で、草食人種です。
そのため、動物性たんぱく質である肉類よりも、植物性のたんぱく質、つまり、畑の肉と言われている大豆、その大豆から作られた豆腐などが適しています。
肉類がダメという事ではありませんが、常温では固形である油、飽和脂肪酸を多く含む肉類よりは常温で液体である油、不飽和脂肪酸を含む魚介類の方がお勧めです。
植物性の油も不飽和脂肪酸で、これらは、人間の身体では合成できない必須脂肪酸や、中性脂肪を下げる効果もあります。
肉類をとる場合は、余分な油分を落とす調理方法、ゆでたり、グリルするなどして食べる方が良いでしょう。
タンパク質の吸収を高めるビタミン
ビタミンには代謝を助ける機能を持つものが多くあります。
タンパク質を多く取ったとしても、ビタミンもバランス良く取っていないと、髪の毛を生成するのに支障が出ることがあります。
ビタミンAには、頭皮を健康に保ち、ターンオーバーをスムーズにする働きがあります。
人参やかぼちゃなどの緑黄色野菜、ウナギなどに多く含まれます。
ビタミンB群はタンパク質の代謝に効果があり、細胞分裂を活発にする役割があります。
B1は豚肉に多く含まれ、B6はイワシやサバなどの青魚に多く含まれます。
また、レバーや乳製品、大豆や卵に含まれるビオチンは、タンパク質の代謝を助ける副酵素としての働きがあり、丈夫な髪を作るのに役立ちます。
ビタミンEは、血管を拡張する役割があり、頭皮の血行を促進し、発毛に効果があるとされています。
アーモンドなどのナッツ類に多く含まれます。